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パーマ

最近は、パーマをかける人も、結構増えてきました。
色々種類が有って良く分からないという声も良く聞くので今回は軽く説明していきます
最近主流になってるモノは
コールドパーマ
デジタルパーマ
コテパーマ
エアーウェーブ
クリープパーマです。
コールドパーマとは良くある普通のウェットパーマです。
加熱をしない自然放置のパーマだからコールドパーマです。
なのに、1剤を付けた後に、熱を入れ放置する美容室ってけっこうあります
それは最悪です。
デジタルパーマは逆に熱を利用した、ドライパーマです。
熱と乾燥により固定化するので、持ちの良さは抜群です。
コールドパーマとの違いは、コールドパーマが濡れてる時にウェーブが出やすく
乾くとウェーブがだれてしまうのに対して
デジパーは、濡れてる時はウェーブがだれてるのに乾くとウェーブが出てくる感じです
これによって、スタイリングの仕方とが変わります。
どちらがラクかというのは、スタイルと人によって違うので一概には言えません
デジパーは良くダメージを心配されますが、それは、施術をする美容師さん次第です。
デメリットとしては、縮毛矯正と同じように繰り返しの施術が難しい
カラーの染まりに影響する
コールドパーマ等のウェットパーマの併用が困難、もしくは不可能になります。
縮毛矯正と同じく、その部分全てを切るまで何年経っても無理です。
コテパーマはデジパーと大体同じですが
デジパーがロッドで巻くのに対してカールアイロンで巻く感じです
巻きこみ方がらせん状になるためロッドよりウェーブがだれるのでルーズなウェーブスタイル
に適してます
エアーウェーブも温度管理と乾燥工程を利用したドライパーマですが、
デジパーよりも柔らかい質感に仕上がります。
どのパーマを選ぶかは、髪質やなりたいイメージやスタイル、
そして大事なのが、今後のデメリットにならないか等を
担当者と良く相談して選定することが重要です。
そしても残りのクリープパーマ。
最近聞くようになったメニューだと思います。
これは、コールドパーマの進化版みたいなもんです。
というより、何十年も続いていたコールドパーマのやり方が最近になって
不完全な工程であったと業界が気付いたようなもんです。
今までと同じ薬剤を使ったとしても作業工程を増やすことにより
パーマのかかりをしっかりしたものにする感じです。
逆にいえばコールドパーマとは不完全なパーマなのです
ただこれには、手間と時間が掛かります。場合によっては使用薬剤も増えます
当然、料金も上がります…
大体は¥2000~¥3000くらいアップします
メニューでコールドパーマとクリープパーマの料金を分けているサロンも多いですが
ウチでは、コールドパーマはやめてクリープパーマのみにしました
僕としては、
不完全だと分かってる技術をメニューとしてお客さんに提供するのは嫌なんです!

でも、いきなりパーマの料金を¥3000も上げてしまったら
たぶんお客さん来なくなるので、
なるべく効率化を図って料金に還元できるようなクリープパーマ技術を只今、研究中です。
まぁ、がんばります笑
そういえば他にも、水パーマやコスメパーマとかクリスタルなんちゃらとか…
なんだか色々ありますが、あんなのはメーカーや美容室が勝手に名前付けるだけで
たいして変わりはしないですよ笑
水パーマと呼ばれるミストやスチーものは
本来、アルカリ薬剤で髪の毛を膨潤させるところを水の力を借りることにより
アルカリの仕事を減らしてその分の負担を減らしたり出来るメリットはあります。
非常に良いモノですが、水膨潤でも髪の毛は痛むということを知らない美容師さんも
多いので注意してください
「ウチノは化粧品登録のコスメパーマです!カラーとパーマ同時に出来ます!」
というところもありますが、別々にやるより痛むし、ウェーブ形成の計算がつきにくくなります。
仕上がりは落ちます。
ウチでは、基本的にカラーとパーマは同時施術しません。
県外から来るような遠いお客さんとか、なかなか来れない事情の方には融通をきかせますが
基本やりたくないです。
「パーマすればするほど、髪が健康になります!」
みたいなのも見かけますが、やばいです…
試しに、「髪の毛健康になりたいのでパーマ毎日かけに来ていいですか!?」
って言ったらきっと断られますよ笑
ウチのお店は
コールドパーマ   (やめた)
デジタルパーマ   (スタイルチェンジしにくいのが気になり導入してない)
コテパーマ     (時々やってる)
エアーウェーブ   (機械がインテリアに合わないので欲しいけどやめた)
クリープパーマ   (がんばってる)
こんな感じでやってます。
デジタルパーマやエアウェーブに極力近づけるようなクリープパーマを
目指して日々研究しています!

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