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薬剤

薬局で、こんなモノばかり買っています…
水と粉!!
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いわゆる原材料ってヤツです
最近は、普通のメーカーから出てるモノが使いにくくなってしまいました。
こだわり出すときりがないんですよね…
今の美容界の薬剤は非常に使い易くなっています。
一般的には…
昔みたいに、パーマでジリジリになったりカラーが全然違う色になったりって失敗が
大分、少なくなりましたよね。
でも、そこにちょっと落とし穴があるんです
カラーリング剤は豊富に色の種類があるため、アシスタント等で
色の計算が出来ない子が多かったりします
昔は原色しかなかった…
今は中間色からなんでもあります。
パーマ剤に関しては、緩衝材といって
髪の毛の手触り等を良く見せる成分が多く入り過ぎています
これにより、昔みたいにチリチリ、ゴワゴワの仕上がりになるコトが少なくなりましたが
実は、これがとてもやっかいでこの緩衝材が入ることにより
その分パーマ剤のパワーを強くしなくてはならないので、結果、髪の毛の負担は掛かってきます。
美容院を出るときは、ふわふわしっとりなのに、数日でゴワゴワはこの為です
これに気が付いてない美容師さんも多いのだと思います
次回、来店時に指摘をしても、「お客さんのホームケアが悪いから…」と言われたりします。
さんざん、原因さがしをさせられます。
たった、1回行っただけのプールのせいにされたりもします…
違います…
前回のパーマのせいです!
要するに今の薬剤は、まだ知識の少ないアシスタントでも簡単に使え
失敗をごまかせる薬剤なのです。
そのため、無駄なモノが入り過ぎ、それがお客さんの髪負担になるのです
この前、メーカーさんが得意げに持ってきた新商品のサンプルの中にあった
シリコン除去剤の成分表を見たら普通に被膜剤が入ってました
意味が分からない…被膜剥がして被膜をはる?
手触り悪い商品は売れないから、こっそり被膜剤入れちゃいました。
こんな商品ばかりです…
いりません…
なので、ウチのお店はなるべく余計なごまかし成分が入っていない薬剤を
使うようにしています。
そのほうが、色々な毛質やダメージにに対して細かく管理できるからです
本当に必要な成分を最小限に添加したいので、原材料が必要になってくるのです
最近は、原材料を使ってオリジナルトリートメントの試作にハマってます
ただ補修成分をいろいろ混ぜてるだけじゃないです
化学反応とかも考えてますよ~
けっこう、楽しいでんですよねコレが~
ただ…
粉モノが似合いすぎる顔立ちなので、いろいろと疑われないように気をつけます…

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